関口駿(コミ福・4年)
こんにちは。4年の関口です。
まずは、公式ブログの開設と卒業特集の企画をしてくれた吉田君、ありがとうございます。
何を書こうか迷ったのですが、後輩へのエールや部の魅力については他の人がたくさん語ってくれると思うので、私は自身のこれまでを簡単に振り返りたいと思います。
私が初めてソフトボール部に行ったのは高校3年の3月中旬、高校の先輩で野球部の先輩でもあった藤井さんに、ソフトボール部の見学に来ないか、と誘って頂いたことがきっかけでした。当時の私は高3の夏大でメンバーに入れず、約10年間大好きでずっと続けてきた野球に対する自信と熱量を喪失してしまい、大学では何をしようかとずっと悩んでいました。その日はとある大学との練習試合で、私は見学するだけのつもりでしたが、あれよあれよと言う間に代打として1打席だけ立つことになりました。結果は2球目を打って、ボテボテのピッチャーゴロ。ソフトボールデビューなのにホロ苦もいいところでした。
左から,関口,藤井,楢木(12期OB)
しかし、たかが2球でも、心を揺さぶるにはあまりにも十分過ぎる2球であり、あの時見た球筋や球速の衝撃は今でも鮮明に覚えています。「あんな速ぇボール、打ち返せたら気持ちいいだろうなぁ」、そんなちょっとした思いが入部の決定打となりました。
入部してからは人生初のキャッチャーに挑戦をしたのですが、特に始めの方は上手くいかないことばかりで、悔しい思いもたくさんしました。それでも、日々の限られた練習時間の中で何かを掴もうと模索する他の選手の姿勢や、サポートをしてくれるマネージャー陣の姿に奮い立たせられて、課題に向き合うことが出来たので、練習後はいつも充実感がありました。おかげさまで、野球では肩が弱いと思っていた自分でも、ソフトボールの距離では盗塁を刺せるようになったり、タイミングの取り方が上手くハマってホームランを打てるようになったりと、ソフトボールになってから感じられる成長や楽しさも多くありました。 ちなみに、最後までキャッチャーフライの捕球がなかなか上達しなかったことに関しては、申し訳なく思っています。
そんなこんなで選手として思いっきりプレーをさせてもらって約3年、自分たちの代での秋リーグ(2020年秋)優勝は叶いませんでしたが、選手として潔く終われたのは、いつでも同じ目標と熱量を持って、支え合い、切磋琢磨してくれる仲間がいてくれたからだと思っています。もちろんそこに学年の違いや、選手・マネージャーという立場の違いはありません。ONとOFFがしっかりしていて、指摘も冗談も言い合える、そんな環境にいられた自分は本当に幸せ者だと思います。楽しかったことも苦しかったことも、色々経験しましたが、ソフトボール部という存在が私の大学生活に彩りを与えてくれた、と自信を持って言えます。先輩、同期、後輩、関わってくださった全ての方に感謝致します。本当にありがとうございました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。長くなりましたが、後の人たちへの文字数のハードルを上げたところで、そろそろ終わりにしたいと思います。
最後に、この文章を読んで少しでもソフトボール部に興味を持った新入生や在校生がいてくれれば幸いです。入部の話をしましたが、きっかけは人それぞれで、私のものはあくまで一例に過ぎません。もし興味はあるけどきっかけが…、と思っている人は良かったら今回を1つのきっかけとして見学に来てみてください。立教ソフト部はいつでも誰でもWelcomeです!
関口 駿
編集:吉田大成
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